clenching食いしばりの相談が増えています

「食いしばり」とは、いわゆる歯軋りに近い状態です。起きている間、無意識のうちに歯が接触し、強い力で噛み合わせている状態です。本来ならば、上の歯と下の歯は接触していないのが通常であるため、上記のような状態の方は「食いしばり」になっていると言えます。
当院でも「食いしばり」の相談が増えていますが、今後も増えるのではないかと考えております。

食いしばりによる症状

• 歯の異常な磨耗が起こる
• 顎の疲労や痛み
• 偏頭痛
• 顎関節症
• 猫背など姿勢への影響

など

食いしばりについては現在原因解明が急がれているものではありますが、当院では患者様の話や状況をお聞きすることで、最適な治療をご提案しています。ぜひ、お気軽にご相談ください。

clenching姿勢の改善＝「食いしばり」の改善？！

歯科治療だけじゃない別視点からの可能性

兵庫・伊丹市の福武歯科医院では、「食いしばり」の治療に姿勢の改善が影響するのではないかと考え、“CoCofiz”というフィットネスジムと連携した治療に取り組んでいます。
現代人は、スマートフォンと共に生きていると言っても過言ではありません。そんな中で、猫背になる人がとても増えています。そして、「食いしばり」で悩まされている方の多くは猫背の状態であり、実際に猫背を治すことによって食いしばりが改善されたケースがあるほど、姿勢と食いしばりには関係があると考えています。

「噛み方」もとても大切

食生活が変化することで、日々の食事における「噛み方」にも変化が起こっています。例えば、“片噛み”という、どちらか片方の歯だけで食べ物を噛んでしまう方にも食いしばりが多いと言われています。

clenchingこれから注目される「食いしばり」

近年、増加傾向にある「食いしばり」ですから、これからももっと増えてくると考えます。多くの方の悩みを解決し、日々の生活を快適なものとするため、様々な観点から情報収集や技術習得を続け、一人でも多くの方が「食いしばり」の悩みから抜け出せるようにしたいと考えております。